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能とバリ舞踊のコラボレーション !


7月1日トペンミュウージアムにて行われたのは能とバリ舞踊のコラボレーション。
題材になっているのは 「バロンとランドゥン」 です。バリ島に興味がある方なら聖獣バロンは
よく知っていますね。御神体として、人間の形をしたバロンを祀っている寺院もあります。
バロン・ランドゥンと呼ばれる御神体は男性と女性の一対の巨大な人形で、伝説のジャヤ・パングス王
と妻のカンチン・ウィー王妃の姿を模しています。

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物語は船が難破して、バリ島に流れ着いた中国人女性カン・チン・ウィーと恋に落ちたジャヤ・パングス王
その後、二人は夫婦となり幸せな結婚生活をおくっていましたが、なかなか子宝に恵まれません。そこで
王は、瞑想と修行のために独りでバトゥール山へ山籠もりに行きます。ところがその地で、湖の女神
デウィ・ダヌと会い恋仲になって子供まで授かります。王妃カン・チン・ウィーは長く戻らない夫を心配して
バトゥール山へ探しに行きますが、そこで、夫と女神、その息子が一緒にいるところを見つけ驚嘆します。
王妃だけではなく、女神も自分が騙されていた事を知ります。女神の悲しみと怒りを納めるにはジャヤ・
パングス王を湖の生贄にしなければならない、それを知ってカン・チン・ウィーは王様と一緒に生贄と
なります。この事を悲しんだ王国の国民達は、二人の姿に似せた人形を作って祀るようになりました。
王様とお妃は、現在も儀式などで見られるバロンランドン(村に疫病などが流行しないように見守る村の神様)
となり、バリ人に敬意を払われる存在となりました。





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カン・チン・ウィー王妃を演じた男性?いや女性?はジャワの踊り手で有名な方だそうです。
ジャヤ・パングス王を演じた女性はバリの有名な踊り子さんです。それに絡むのが湖の女神を
演じた能楽師の津村禮次郎さんです。

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日本総領事館、ガルーダインドネシア航空などが協賛していて、飲み物やお菓子なども無料で
提供されていました。トペンミュージアムの円形の野外劇場には大勢の観客が入っていて
ガムランと鼓の響きに酔いしれ、舞踊劇を堪能しました。




by lavender_beth | 2014-07-13 20:02 | バリの行事・お祭り
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