さようなら チョデ・・・


8月1日(金) 突然の訃報でした。
家の大家さんの長男が亡くなったのです。あまりに突然の事で言葉も出ません。
病気でも事故でもなく、朝起きてからすぐ亡くなったようです。丁度その日はスタッフの
ヌラも義兄のおじいさんの葬式(合同葬儀)でビラの方は休みでしたが、呼び出された
ようです。亡くなったチョデはデンパサールの高校に通学していたので、大家さんの奥さんの
妹さんと一緒にデンパサールの家に住み、週末や学校の休みが続くとアンドンの実家に
帰って来ていました。多分今年は三年生になるのでは・・・私もFさん夫妻もどうしていいか
分からず、ヌラに聞いたらご遺体はアンドンの実家には戻らずデンパサールの家から直接
王宮のプリ・カントールの方に安置されるので、今晩お悔やみに行ってもいいし、明日でも
いいとの事だったので、当日は多分たくさんの人が来ると思い、翌日の午後お悔やみに行きました。
それから一週間後の8日(金)にお葬式が行われました。まだポトンギギをしていなかったので
前日にポトンギギもしたそうです。

f0191927_15131774.jpg

王宮での葬式は、通常1~2ヵ月かけて手作りする事が多く、特にバデは大きく派手で豪華な造り
葬式とはいえ皆晴れやかな顔の儀式が多い中、今回はいつもと雰囲気が違ってひっそりと悲しげな
感じがしました。ルンブー(火葬用棺)も黒の牛ではなく白い牛だったし、バデの飾りつけも白と金色で
お坊さんの葬式のような感じがしました。既製品でしたが一週間でバデをここまで造るのは大変だった
と思います。担ぎ手達のお揃いのポロシャツも一週間で作ったみたいです。

f0191927_2330761.jpg

プリ・カントールから棺が出る時、いつもだったらガムランの演奏と共に行列が始まりますが
カントールの内庭にブラスバンドが整列しました。チョデは学校でブラスバンド部に入っていたんですね
遺影を前に学友達が演奏してチョデを送るのです。わずか17歳であっけなく逝ってしまった人生を思うと
何とも痛ましくて泣けてしまいました。学友のブラスバンド演奏がずっと葬列を先導し、バレ・ガンジュール
はルンブー、バデに付いてダラム・プリ寺院まで行きます。





f0191927_22575955.jpg

f0191927_2345555.jpg

f0191927_23252439.jpg


ルンブーを燃やす前に、遺族と遺影に向かいブラスバンドの演奏がありました。いきなりバーナーで
火を付けるのではなくて、始めは牛の4本の足元に遺族がお線香を供え祈ります。そのお線香から
火が移りルンブーが燃えていくんですね。

f0191927_2393759.jpg
f0191927_0185384.jpg

今回はごく身近な人の葬儀だったので、王宮から行列の後を付いて歩いてダラム・プリまで行き
ルンブーが燃えるところまで見ました。バリに住み始めてから葬式の行列は何回となく見てきましたが
こんな風に悲しいお葬式風景は初めてでした。

     さようなら、Cok de  安らかにお眠り下さい。







[PR]
by lavender_beth | 2014-08-13 01:00 | バリの行事・お祭り
<< インドネシア独立記念日 ! Dapurku ! >>