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イカットの工房見学!


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バリ初心者が行くところは、大抵バトウブランでバロンダンスを観て
銀細工のチュルク、マスの木彫り、バティックの工場見学ですか・・・
そこで買うと幾らか値引きはしてくれるものの、ツアー会社のマージンが
含まれてるから結構高かったりするんです。でもそんな事解らないし
個人ではなかなか行けないし、やっぱり買いますよね~。
私も15~16年前は、ご多聞に洩れず、行きましたし買いました(笑)
欲しくて買ったんだし、まあ~授業料みたいなものですね。

先日、知り合いの方の案内で、ギャニアールにあるイカットの工房に
行って来ました。イカットの工房を見るのは初めてなんです。
ダイニングテーブルなどに使うテーブルセンターを何枚か欲しいと
思っていたので、もちろん気に入った物があれば買うつもりで~す。

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単色なので経糸でしょうか・・・染め上がった糸が干してありました。
右の糸は地色を染める前の状態です。黒っぽくみえる部分が
防染してあって、白く残ります。

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地色が染まり、防染をとった糸を広げて白く残ったところにピンク、オレンジ
イエローを、棒の様なものに染料を付けて染め込んでいます。 ふ~ん! 
こうやって糸を染めてるんだ。イカットは織る前の段階、防染からここまでの
工程にほんとに手間がかかるんですね。

この工房で織っているイカットは無地の経糸に、柄になる部分の糸に
色を染めた横糸を織ってゆくシングルイカットですね。
同じイカットでもトゥガナンのグリンシンは、経糸と横糸それぞれの糸に
色を染めて織るダブルイカットで、とても技術のいるものなんです。
超高い値段も納得しますね。
右は柄の設計図みたいな物ですね。

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手織り機が並んでいます。1日に織れる長さは3メートルぐらいで
右の機械織りだと手織り機の3~4倍ぐらいは織れるようです。
メモしたけど、その紙を無くしたので数字は少し違うかも・・・m(__)m

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  手織りです。
  この糸を織ると
  綺麗ですね~
  優しい色合いの
  柄が出来ます。


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こちらがショウルームです。サロンやシャツ、クッションカバー、小物入れ
テーブルウエアなど製品になっているのもたくさんありますがメーター単位で
買える生地が展示されているのも嬉しいです。コットンやシルクの薄での生地も
あるので見ているだけでも楽しめます。しっかり目の保養もして来ました。

良心的な値段だったので、丈の長~い暖簾を作る生地とテーブルセンターを
買いました (*^^)v




by lavender_beth | 2009-08-09 00:30 | バリで買う
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